使い方ガイドが用意されています(システムファイルの「使い方ガイド」ボタンをクリック)。 本システムの仕組みと使い方の基本を1時間ほどで学べます。 以下と「要素詳細」「補足」のページは、詳細を知りたくなったら参照してください。
データ領域には、緯度と経度をデータ項目として含む、表形式のデータを配置します。 データの言語は問いません。エクセルで扱えれば、どんな言語でも処理可能です。 アルファベットの大文字と小文字は、kmlファイル作成時には区別されませんが、地図には反映されます。 1行目にはデータセット名を記入します。 各データセットの最初の列にデータセット名を記入します。 4行目にデータ項目名を記入します。 緯度・経度は必須項目です。その他の項目の追加は自由です。並び順は緯度・経度を含め、完全に自由です。 緯度の項目名は「緯度」または「Latitude」、経度は「経度」または「Longitude」とします。 その他の項目名は自由です。ただし、一部使えない半角文字(#, &, *など)があります。 5行目以下に各データ項目の値を記入します。 各行が地点情報の1単位となります。この表をデータベースとみなすと、各列(項目)はフィールドや属性、各行はレコードやインスタンスに相当します。 データの行数に制限はありません。 ただし、作成されるkmlファイルのサイズが5MBを超えると、Google Earth Proで開けなくなります。 ファイルサイズは、作成に利用されたデータサイズと表示内容で決まります。 適宜コメント行や空白行を置くことができます。 コメント行は、データセット1列目に「$」と記述します。 データに欠損があっても構いません。経緯度が不明な地点データもデータセットに含めることができます。 「行移動」「空行挿入」ボタンはこの領域でも機能します。 2行目は、吹き出し(バルーン)表示するデータ項目を指定するために使います。 吹き出し表示は、 地図上の地点記号をクリックして関連情報を表示させる機能です。 吹き出し内に表示するデータ項目の順番をこの行で指定します。数の小さい方から吹き出し枠内に並びます。 整数以外の数も使えます。吹き出し内で各項目は「項目名:値」の形式で表示されます。 3行目は、データ項目の値を地点ラベルとして使用する場合に、その表示形式の指定に使います。 指定がない場合の表示形式は「項目名:値」となります。 指定には値に置換される文字として「#」を用います。 例えば、項目名なしで値だけ表示したい場合に「#」、標高の項目で「標高 # m」などのような指定ができます。 値自身(#部分)の表示形式はデータセット内の表示形式に従います。3行目でこの形式の変更はできません。
構成領域では作成するkmlファイル名と利用するデータセットを指定、地図要素を配置します。 ==> 詳しくは「要素解説]のページをご参照ください。 地図要素には、フォルダ・地点・ノート・パス・視点・ツアーがあります。 フォルダ要素は、他の要素を内包します。内包された要素はまとめて地図上の表示・非表示を切り替えられます。 地点要素・ノート要素・パス要素は、地図に情報を表示します。 地点要素は他の地図要素と異なり、フォルダ要素の対象地点(内包要素)としてG列で指定されます。 ノート要素はメッセージ表示のための特殊な地点要素です。表示位置に意味をもたせる必要は必ずしもありません。 視点要素・ツアー要素は、地図を眺める視点を与えます。 後者は、地図空間内を移動する特殊な視点要素です。対象地点を順次訪問し、眺めながら周回飛行します。 各地図要素には任意の名前をつけ、右に接するセルで要素の種類を指定します。 同じ種類の地図要素間で名前の重複は許されません。しかし、重複して使いたいときがあります。 その場合、片方の要素名の頭に「!」(感嘆符)をつけてもう片方と区別してください。地図にこの記号は現れません。 3つ以上重複する場合、この記号を重ねて使います。 すべてのkmlファイルに必須の地図要素が一つあります。「初期視点」または「Initial View」という名の視点要素です。 構成領域ではこの他、フォルダに他の下位要素をつなげるためのリンクを使います。 リンクは構成領域でのみ機能します。リンクを使えば、複雑な階層構造を効率的に構築可能です。
G列では対象地点の指定を行います(ファイル名指定行ではデータセットを指定します)。 対象地点の指定にはデータ項目名と比較演算子を用います。空欄のままで指定がないと、全地点が対象になります。 たとえば「地域=北海道」と入力すると、「地域」というデータ項目の値が「北海道」の地点が対象になります。 年、月、日、時、分については、その名前を持たなくてもその情報を持つ項目があれば指定可能です。 例えば、「発見日」という年月日情報を持つ項目があったとします。 この時、「年=2020」と指定すると、発見日が2020年のデータが対象となります。 年月日情報を持つ項目が複数ある場合は、最も左側にある列の項目の値が使われます。 次の比較演算子が使えます(現時点で、複数条件の組み合わせはできません)。 項目=値、項目!=値("!="は不等号)、項目>値、項目>=値、項目<値、項目<=値 ただし、項目の値が文字列の場合、次の2つのみ: 項目=値、項目!=値("!="は不等号) データセットにない地点を表示したり、訪問飛行先としたい場合は、G列に「adhoc」と入力します。 この指定後にkmlファイル作成すると、自動で2行分の指定枠が作成されます。 必要なだけ行を確保して地点の経緯度を入力、kmlファイルを再作成してください。
スタイル領域では地図要素のスタイル指定を行います。当初の入力は不要です。 地図要素のスタイル指定はkmlファイル作成時、当初自動で行われます。 地図で結果を確認して、必要あれば指定を調整し、kmlファイルを再作成してください。 地点要素は、フォルダ単位でラベルの色・サイズ、記号の形・色・大きさを指定できます。 ただし、例外があります(下記、「by~」の項を参照)。地点要素ではさらに、次の指定ができます。 記号に日時を刻印する(下記、「time」の項を参照)。 ノート要素では、記号の形・色・大きさ、ラベルの色・サイズを指定できます。 さらに、経緯度欄を使えば、記号の表示位置の指定も可能です。 パス要素では、線の太さ・色を指定できます。 視点要素では、視点の経緯度・高さ・方位角・傾斜角を指定できます。 ツアー要素では、周回飛行時の訪問地点との距離を指定できます。 経緯度欄を使えば訪問地点を直接指定することもできます。
「by~」指定を行うと、同じフォルダ内にあってもデータ項目の値によって地点の表示形式を変えることができます。 「by~」指定はスタイル領域K~O列で行います。「by」の後ろにはデータ項目名を記述します。 例えば、N列で「by地域」と指定すると、データ項目「地域」の値によって記号の色を変えることが可能になります。 「by~」指定後、最初のkmlファイル作成の際、その項目が持つすべての値のリストがJ列に作成され、これに対応するスタイル指定の初期値が「by~」指定列に自動入力されます。必要に応じて結果を見ながらスタイル指定を調整します。 ==> 「by~」指定列(地点ラベルの色・サイズ、地点記号の形・色・サイズ)の表示が項目の値に応じて変わります。 年、月、日、時、分については、その名前を持つデータ項目がなくても日時情報を持つ項目があればby指定可能です。 例えば、N列で「by月(またはbyMonth)」と指定すると、月別に記号の色を指定することができます。日時情報を持つデータ項目の存在が前提です。こうした項目が複数あった場合は、最も左側にある列の項目の値が使われます。
スタイル領域M列で「time」を付記すると、地点記号に日時が刻印されます。 日時が刻印されると、地図上で日時にしたがって地点記号を動的に表示させることが可能となります。 GPSデータでの利用を想定しています。項目名を「日時」あるいは「Data/Time」とする日時データ項目が必要です。 ==> この機能の利用方法については、Notesシートに記述「動的表示について」があります。参照してください。