- 地名を使う方法は記録が簡単で、情報の受け手がそれを知っている場合は伝達にも便利です。
しかし、情報の受け手が地名を知らない場合があり、たとえ地名を知っていても場所がわかるとはかぎりません。 さらに、地名は将来変化したり、なくなったりして、位置情報として機能を失う恐れがあり、情報の蓄積にも不適です。 - 経緯度を使う方法は記録に少し手間がかかりますが、その精度の範囲で位置を正確に表現できて継続性もあります。
しかし、経緯度だけで場所を把握するのは困難で、地図上の位置に変換する作業が必要です。また、経緯度は間違いがわかりにくく、位置情報の管理をこれだけに頼るのはきわめて危険です。 - 地図(画像)を使う方法には以上の問題がありません。
しかし、地図は扱いが厄介です。画像を伴うため、情報の管理コストが1)や2)の方法と比べて格段に大きいからです。さらに、位置情報の精度は地図の縮尺に依存するため、使う地図によっては十分な精度で位置を表現できません。このため、例えば、広域にわたる複数地点の記録を1枚の地図で高い精度で行うことは困難です。
